2006 IDSFラテン世界選手権

 

なんと世界選手権に出場させてもらうことが出来ました!(初です)

(石原組がワールドカップ10ダンスと重なり辞退したので、昨年のラテンランキング2位タイのじめ組が行くことになりました)

いやあ、初めてなのでとても嬉しかったです。

世界の壁を感じることが出来たし、「アジア」だけの舞台ではなく世界と名の付く試合で

日の丸を背負うことが出来て光栄でした。

 

以下は、JDSFに提出した(真面目な...(^_^;;)レポートです。

その後、恒例の写真によるレポをしたいと思います。


IDSF World Latin Championship 30.09.2006- Karlsruhe / Germany 

Place

No.

Name

Country

...以上略

...

...

...

59.- 60.

60

Kholisile Pindela / Depuo Tsotetsi

South Africa

59.- 60.

78

Watcharakorn Suasuebpun / Warapa Jumbala

Thailand

61.- 64.

21

Damir Horvatincic / Martina Bastic

Croatia

61.- 64.

68

Marc-Bruce Sasnovski / Lizi Jooste

South Africa

61.- 64.

79

Jaroslav Suchy / Irina Maizlish

Israel

61.- 64.

86

Paul Voicu / Elena Miu

Romania

65.- 68.

24

Yoshikazu Jimenji / Ryoko Jimenji

Japan

65.- 68.

57

Marko Paunovic / Ana Mijailovic

Serbia

65.- 68.

75

Rangel Spirov / Antoneta Popova

Bulgaria

65.- 68.

84

Istvan Varga / Gabriela Pilic

Croatia

69.

82

Zuhtu Usta / Berivan Ece

Turnkey

以下略...

...

...

...

今回私達にとってこの世界選手権は初めての派遣となるため、非常に楽しみにしていた。

しかも開催地であるドイツは行ったことがなく、その点においても楽しみだった。

しかしこの9月終わりのシーズン、ドイツは急激に日本からの観光客が増える時期のようで、

さらに今年はそれが特に酷く、チケットがなかなかとれないという事態に陥ってしまった。

...これには参った。

結局オーストリア航空の高額な席でなんとか確保出来たのだが、費用的には辛い状況となった。

日本からオーストリア(ウィーン)まで12時間。

3時間の乗り換え待ちの後、フランクフルトまで1時間半。

フランクフルトから開催地のカールスルーエまでは迎えのワゴンがあり、高速を使って1時間半。

成田に向かう時間や、それぞれの待ち時間などを含めると丸24時間の旅だ。

体はガタガタ、腰はパンパンに張った状態。

これで少しだけ寝た後、試合...というのは、どう考えてもコンディション的に悪すぎた。

(ホテルがとても快適だったことが唯一の救いだった)

 

試合は1次予選を終わった後、リダンスを踊って終了。90カップルくらいいる中で65位だった。

もしここを上がるとなると次はベスト48。かなりレベルは高い。

いつも負けてしまうタイのライバルカップルも59位だったことを考えると、今の自分の位置はここなのだろう。

しかし色々吸収して、48には何とか行ける実力を付けたいと思った。

 

会場の雰囲気としてはドイツの観客が非常に盛り上がり、とても良かった。

リダンスの時も席を離れることなく応援してくれて暖かかった。

さらに夜の部(ベスト24)になると会場はほぼ満席。

ものすごい盛り上がり方で、選手もそれに引っ張られているようだった。

セミファイナルともなると選手達の踊りは凄まじく、興奮した。

見ていてその動きや表現、タイミングは本当に勉強になった。

私の大好きなユージン&マリア組が3位だったのにはガッカリしたが、彼らの素晴らしい踊りを観れて良かった。

 

試合は深夜まで及び、試合後レセプションも含め全てが終了するのが1:00を過ぎるとのことだったので、

瀬古組と共に先に帰った。ちなみにドイツの主催者は、

送り迎えなどもキチンとしていて何も迷うことも無く、素晴らしいサポートで感激した。

 

世界に出るとアジアレベルのファイナル、セミファイナルなんて差も数チェックのものでしかなくなってしまう。

もっともっと世界に出て、周りから刺激を受け、自分を高めて行かなくては...と思った。

何はともあれ世界選手権出場という素晴らしい経験が出来、本当に良かったと思う。

この経験をもとに、さらに頑張りたいと思う。

以上

 


はい。では写真によるレポです〜。

 

 

上の説明にもあったように、今回はオーストリア航空を利用。

シートが緑。で、ヘッドカバーが色々でオシャレだった〜。

機内食は美味しかったし、なんとエコノミーなのに器が陶器。

パンはほっかほかのものを持ってきてくれるというナイスなサービス!

とても良かった。(^_^)

 

 

ウィーンで乗り換え。3時間の待ち。 その間はプラプラ店を見たりスタバで休憩。

 フランクフルトへは1時間半。

そこからオーガナイザーのバスで1時間半。

 

 

ようやくカールスルーエのホテルに到着。(既に1時過ぎ)

疲れたけど、すっごくイイ部屋!!....ありがたい。

 

 

 

次の日は朝食を食べ、メイクを済ませてからバスで移動。

 

 

観客席も多く広いけど、天井はそれほど高くなく、いい感じの会場。

写真はプラクティスの時間。

ここからは写真を撮っていないのだが、

それはそれは素晴らしく、刺激的な時間だった。

決勝が終わるころには、もう23時を回る。疲れた〜!

 

 

次の日、半日だけ観光に出る。

上はカールスルーエの街。路面電車が走る。(左) 駅も大きかった。(右)

 

 

 普通列車、快速電車なら乗り放題という切符を購入。

これで行きたいと思っていた場所へ出発。

 

 

車窓は素晴らしく、まさに「世界の車窓から」そのもの。

岡や畑が続き、その合間に合間に家が集まって街を形成していた。そして必ずどの街にも時計塔がある。

どこを切り取ってもえはがきになるような光景だった。

 

 

最初の降車駅「ヴルツブルグ」。ロマンチック街道入り口の街だ。

多くの教会、川沿いにそびえる要塞、銅像で飾られた石橋、いい雰囲気の街だった。

 

 

この街はけっこう観光客が多かったな〜。

この時期は涼しい気候(夜になると寒い)なのだが、みんなアイスクリームを食べていた。(笑)

 

  

出ました。マネシリーズ(笑)3連発。

...さて、この街に滞在できる時間はわずか1時間。

しかし、のんびりしすぎて数キロを駅までダッシュするはめに...。

疲れた...(^_^;;;

 

さて、続けて向かったのは「ローデンブルグ」

ここが今回一番行きたかった街だ。

 

 

この街は、街全体が中世のまま残っているようなところで、

魔女の宅急便などでも参考にされたらしい。

 

  

時計塔がいっぱいあった。どれも素晴らしい...。

既に夕暮れ時だったので、観光客は多くなく、静かにゆっくり見て廻ることが出来た。 

 

 

おみやげ屋さんもいっぱいあって魅力的だった。(何も買わなかったけど...)

中央の広場の時計は、からくり時計らしいが、残念ながら見ることができなかった。

 

その後、夕食を「ロータス」という中華料理店で食べたが、

ここでも電車(しかも最終)の時間が迫っていて、大慌て。(-_-;;

店員さんにも「スマンが急いでくれ〜」と頼む始末。

15分待って5分で食べ、苦しみながら店を出ようとすると....

 

 

「送ってってあげるよ」と店員の子(写真左)が車を出してくれた。

おおおぉぉ〜〜ありがとう!!この稼ぎ時に...なんて優しい。

実はマジでもう間に合わないかと思ってたので、ホントに助かった。

彼には、何度もありがとうと言い、チップを渡した。

おかげで間に合った。(右)

 

さて帰りの電車は2人で爆睡。

何てったって次の日の出発も早い。

朝6時に出発。特急でフランクフルト国際空港へ。

で、またウィーンで乗り換えて帰ってきた。

やはり乗り換えがあるとなかなか体力的にツライものがあるが、

しかし今回の出場は本当に名誉なものであったし、貴重な体験が出来て嬉しかった。

これを糧に頑張りたいと強く思った。

 

おまけ....

ウィーンではモーツァルト生誕250周年記念のものが多かった。

そんなわけで、モーツァルトになってみました...(笑)

 

 

以上、読んでいただきありがとうございました〜。

 

 

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