2004UKレポ

〜2度目の渡英、今回も波乱てんこ盛り〜


目次

第1回 〜再びUKに発つ!

第2回 〜寒い!!!

第3回 〜寝込む

第4回 〜強引に観光!

第5回 〜セムリーへ〜

第6回以降

 

2004年1月 渡英レポ!!2度目のUK!

第1回

 

〜再びUKに発つ!〜

 
昨年初めてUKに行き、たくさんの人々にお世話になりながらも素晴らしい経験が出来たUK選手権。
今回も行きたい!!そう思うのは必然に思えた。
我々じめとぶりは、「今年どうする?」に対し「当然行くでしょ。」と計画を進めたのだった。
 
そこで今回行く人は・・・と、あたってみると、今回は昨年ほど行く人が多くなく
多少寂しさも感じたのだが、菅野組・五十嵐組とUKに慣れた2組は行くということで
また一緒に行動ができることに嬉しくなった。
(今回は石原組も行くらしく、こちらはW辺さんが付き添ってあげるらしい)
 
 
が、行きの飛行機は五十嵐組が友人の結婚式のため1日遅れての出発。
菅野さんは、どこの航空会社になるか分からないということで、
自分ら一組で出発する可能性が出てきた。
 
・
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(-_-; 昨年のようになりませんように・・・
 
...まだトラウマが抜けていないことは否めない。(苦笑)
 
 
 
まあしかし、昨年はマイアミも参加し、少しずつではあるが海外に行くことも慣れてきた気がするので
そんなに心配はしていない...(^^)
 
 
 
が、この慣れが恐いなぁ〜〜...(-_-;
 
 
 
...まだトラウマが抜けていないことは否めない。(涙)
 
 
 
とまあ心配ではあるが用意を進めたのだった。
 
まずは飛行機だが、これはANAでマイルを貯めたいので、即決。
さらにマイアミでいい思いをした『一番前の席』を取るため、早めに予約。
前回はスカイビジョンの前だったが、今回は非常口座席(つまりスッチーさんと向かい合うあの席)
をゲット!!
「さらに広いジャン!!!」と喜んだ。
 
 
・・・しかし、コレが悪夢の始まりだったとはこの時点で誰が予想しただろうか...。
 
 
後は相変わらずではあるが、仕事の都合をなんとかしなければならない。
なんとか先に仕事を終わらせ、行くことが出来ることになった。
(その代わり、出発前1週間程全く練習できなくなる...。これが社会人アマチュアダンサーの悲しいところである。)
 
買い物やパッキングは、さすがに慣れてきた。
思い起こせば、昨年は色んなものを買って、それでも何か足りないものはないかと不安だったなぁ〜。
今回はそういったこともなく、淡々着々と用意は進んだのだった。
 
 
さらに朗報が!!菅野さん達も飛行機がANAになったというのだ。
というわけで、また一緒に行ける〜(^^)
しかも凄いことに、菅野さん達は今回もアップグレードによってビジネスクラス!!!
おおおお〜いいな〜。僕もアップグレードしてビジネスで行ってみたい!!
 
そんなわけで、当日空港で会うことになった。
 
 
 
さて、出発当日・・・。
 
 
 
 
 
・
・
・
「テンー、テンー、テンテンテンー(携帯のメロディー)」
源平討魔伝
 
 
なーーーんてことはありません!!(笑)
 
 
バッチリ起床!!
 
スーツケースをガラガラと駅まで引いて、成田空港へ。
 
 
到着して、少しぶらぶらして、中に入る。
すると、かなり早く着てお寿司を堪能していた菅野さん達に遭遇!
 
そーいえば僕らも小腹が減っていることに気付き、売店で軽くラーメンを食べることに。
(ぶりはサンドイッチ)
 
まあ、そんなこんなで搭乗時間が来て、無事飛行機の中へ。
 
 
ここからまた12時間の飛行だ〜〜〜!!
 
 
何の映画見よう?
機内食はうまいかな?
 
そんなのんきな事を考えていたが....
 
 
....UKに降り立つときには、大変な状態になっているとはっ!!!
 
 
 
 
 
━━━君は刻の涙を見る。 (見ません)
 
 
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第2回

〜寒い!!!〜

 
前回は2回目で、まだ起きたてで困っているところですが、
今回は既に乗ってますよ。飛行機に。(^^)
 
 
...というわけで、非常口の席、つまりスッチーさんと向かい合うあの席に座って
飛び立ったのだった!!
 
も〜、足もと広々!
サイコー!!
 
向かいに座ったスッチーさん(どうやら新人さん風)も、
「ココいいですよね。」
なんていいながら、和やかな雰囲気に。
 
 
機内サービスが始まると、ワインなんぞ頼んでしまい、さらにいい気分に。
 
機内食もANAはなかなか。
そばが付くってのもいい!
さっき発つ前の、なんちゃって売店ラーメンでは納得がいっていなかった腹も
すっかり一杯になった。
 
さらに今回は、この旅用に買った枕(首に巻くようなやつではなく、小さいクッションのようなもの)や
お尻が痛くなった時に敷く用に、ムートン風のマットも用意し、完璧だ!!
 
 
さて、映画は何を観ようかな〜と、見てみると
ディズニー映画「ニモ」があった。
 
早速これを観ることに。
 
・
・
・
おもしろい!!
 
てゆうかカワイイ!!
 
正直、「どうかな〜」と思っていたが、映像は綺麗だし、想像以上に面白かった。
随所随所に、うまーく笑えるところがあって、
うまいな〜と思った。
 
 
 
また、日本語吹き替え版を観たのだが
ニモの父親・マーリン役の木梨憲武、一緒に旅をするドリー役の室井滋が
結構ハマリ役でうまかった。
観てない人にはぜひ観て欲しい。
 
そんなわけで、映画を観終わったのだが、どうもおかしい。
てゆうか、足下がスースーするのだ。
 
飛行機はもう既に最高度で水平飛行をしている。
外はマイナス60度だ。
 
 
・・・もしや・・・?
 
そう!非常口の辺から、シンシンと冷気が入り込んでくるのだ!!
 
 
参った。
タダでさえ冷え性なのに。
非常口のゴムパッキンや床の金物、色んな所から冷気がやってくる。
 
シャレにならん!
 
と、毛布やお尻に引くためのマットを敷き詰めた。
 
少しはマシになったが・・・・
 
それでも防ぎきれない冷気がシンシンとやって来た!!!
 
 
さらに、機内は乾燥しており、室温も低い。
 
おまけに隣のムサい男がゴホゴホしていた。
 
 
・・・・コレはヤバイかも!!!
 
 
 
そう思ったときには時既に遅し...。(--;
 
 
 
どうも、喉のあたりがイガイガしてるな..と思ったら、それは痛みに変わってきた。
 
 
横から冷気、機内の乾燥、菌の繁殖。
 
・・・お手上げだった。
 
問題の場所 空間的に足は伸ばせるんですが、縮みっぱなしでした。
 
気付くと、寒さは悪寒にまで発展、
頭はボーっとしてきて、喉は腫れてきた。
 
ぶりが持っていた体温計で測ってみると、なんと
 
・・・39.2度 (-_-;
 
間違いなくインフルエンザである。
 
ヒースローが近づき、2度目のご飯、カレーは、まったく喉を通らなかった。
 
幸い、クスリを一杯持っている僕は、持っていた感冒剤や解熱剤を飲み、
さらにはビタミン系のサプリメントを飲むことによって、
熱も38.9に落ち少し楽になった。
 
 
・・・が、相変わらず寒く、悪寒は止まらない。
 
 
なんてこった!!!
 
試合に来たというのに、風邪ひいてどうする!!!(T_T)
 
 
 
 
最後、着陸態勢に入った時に、スッチーさんに
 
「ここ寒かったです〜」
 
と言うと、こんな答えが....
 
 
 
 
 
 
「そうなんですよ〜」
 
 
 
 
 
・
・
・
 
(-_-;
 
・・・・をゐ!!!
 
 
そうなんですよじゃねえ...(三村風)
 
 
 
「少し室内温度あげたんですけどねぇ」
 
 
・・・まったく効きませんでしたよ。
 
 
「せっかくのご旅行ですから、風邪などひかないように気をつけてくださいね〜」
 
 
 
 
(ー_ー;;; 
 
あのぅ・・・・
 
・・・もうひきました。
 
 
 
 
「えええっ!大丈夫ですか?」
 
 
 
新人さん風のスッチーさん。のんきそうな方だった...。
何だか悪くなって
 
「ハハハ...クスリ飲んだんで大丈夫でしょう」
 
 
と、力のない笑顔を作ったのだった。
 
 
 
さて、ホントに参った。
 
どーしよう〜!!(T_T)
 
 
 
 
 
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第3回

〜寝込む〜

 
ヒースローに降り立ち、悪寒に耐えながら歩く。
 
菅野さん達と合流すると、風邪を引いてしまった事を告げる。
 
 
 
 
「うっ・・・・じめ...2M以内に近寄らないで・・・」(^^;
 
 
 
 
 
ごもっとも。m(_)m
 
うつすわけにはいきません。
 
 
「うそ冗談冗談」(^^;;;
 
 
聞くところによると、飛行機の中は乾燥するし、風邪菌が蔓延しやすいし、
狭い空間に大勢がいるもんだからホントに危険で、
皆マスクをしたりするのだそうだ。
 
特に今回、インフルエンザが流行っている時期なので、
気をつけなければならないのだという。
 
 
んん〜〜〜。全然考えたことなかった。
 
べ、勉強になります。(-_-;;
 
 
 
そんなわけで、UKに着いて嬉しいはずなのに、ちょっと憂鬱。
 
でもクスリのおかげで何とか歩けるといったところだった。
 
 
 
昨年と同じように、空港からロンドンにバスで向かう。
 
バスではボックス席みたいなところをゲット!!
一行は楽しく会話を弾ませながらビクトリアに向かったのだった。
 
一人の男を除いて・・・(^^;
 
(僕はクスリのせいか、ウトウトしていた)
 
 
 昨年の写真を使い回し... 実際には夕方です
 
 
それでも、ロンドンの街並みが見えてくると、
やはりワクワクする。
 
が...ビクトリアのコーチステーションに着いて、降りると・・・
 
 
 
さ、寒〜〜〜〜!!!!((((>_<))))
 
ロンドンの夜は冷え込んでいた...。
 
 
クスリもきれてきたのか、も〜ガクガクブルブル...(<使い方ちょっと違うな(^^;)
 
みんな「大丈夫?」と気をつかってくれた。...なんだか本当に申し訳ない(T_T)
でもこの時は間違いなく、ダウン寸前であった。
 
 
ここで、あさってボーンマスへ行く為のチケットを買い、
昨年も泊まったアーデンホテルに移動。
 
 
おおおー、アーデンホテル、懐かし〜(^^)
 
 
このBB、なんとロビーが改装されていて、綺麗になっていた!
もちろんカプチーノが飲めるディスペンサーは健在だ。
 
さらに!!
エレベータを完備!!!
 
昨年、「階段を重いスーツケース引きずって登るのがツライ」ってのが唯一の難点だったのだが...
 
完璧じゃないか!
素晴らしい!!
 
しかし、ぶりに聞くと「少し値上がりしてる」らしい。
 
(-_-)あ〜なるほど...。
 
でも、快適な方がOK!!
 
 
久々のアーデンホテルに、文字だけ見るとウキウキだが
外見はダウン寸前のこの男。
 
昨年はここでセムリーに行き、モリモリ和製英語を連発したのだが、
 
 
今回は・・・当然無理。
 
 
 ということで、おとなしく寝ることになりました。
 
菅野さん達も、「昨年は行ったけど、本来着いたその日は行かないんだ...」
 
ということで、
僕を残した一行は、荷物をいったん置いた後、ご飯を食べに行くことに。
 
 
ぼくは、持ってきたインスタントのお粥を食べ、クスリを飲んで
・・・ダウン。
というか、やっとこさ横になることができた。
 
 
何とか明日には治ればいいなぁ...なんて思いながら、深い眠りについたのだった。
 
 
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第4回

〜強引に観光!〜
 
 
朝、朝食を食べに起きる。
少しは楽になったかな・・・?
ん〜どうかなぁ〜...
 
ぶりは早朝に目が覚めてしまったらしく、
一人駅の方へ散歩に行ったそうだ。
 
何人もの浮浪者みたいな人に、小銭をせがまれたのだという...。
 
 
 
・・・危ないから、一人で歩き回るな (-_-#
 
何やってんの!(ブライト風)
 
 
...まあ、とりあえずめし食べに行こう。
 
ロビーに行ってみると、菅野さん達は既に来て食べていた。
 
パンやオレンジジュース、ヨーグルトなどをとって食べる。
昨年も書いたが、僕は普段朝食を食べないので
朝からこうやって集まって食べるのは、とてもおいしく感じる。
 
風邪のわりには結構食べただろうか。
 
 
この日は菅野さん達がレッスンでチームに行ってしまうため
僕たちだけで観光をしようと言うことになっていた。
 
で、夜は一緒にセムリーには行こうということになった...
 
...が問題は、僕の風邪である。
 
朝食を終え、部屋に戻るが...
 
...風邪の時に普通の飯を食べるのってのは、結構体力を使うのだろう...
 
 
残念ながらダウン。(;_;)
 
 
仕方がないので、ぶりはショッピングに行くことに。
 
「ダウンがあるから」とウールやニット系の長袖を持って来なかった僕の為に
何か買ってきてくれるようだ。
 
「気をつけなよ〜」と、ぶりを見送ると、僕は再びクスリを飲んで寝込んだ。
 
・
・
・
・
 
ふと、ぶりが帰って来る音で気付く。
もう昼を回っていた。
 
ぶりは、ピカデリーにショッピングに行ったものの、
今日は日曜日の為、まだ店がやっておらず(笑)
開くのを待って、僕用の長袖と、妹の子供(帰国後あたりに生まれる)用の服を見ただけで
帰ってきたということだった。
 
僕は、ぶりが可哀相だし、せっかく来たのだから、
強引にクスリでおさえてでも観光に行こう!と決断した。
 
そのため、また何か飯を食いに行こう!(クスリを飲むため)ということになり、
駅のレストランへ。
 
いまいち食欲は無かったのだが、サラダとパスタでも食べるかと...ということになった。
 
が、入ったところは...
 
...味がいまいちだった。
 
 
サラダにもてもパスタにしても、味が無い...のだ。
 
これは、自分が風邪をひいているからだと思ったのだが、ぶりも全く同じだった。
また、パスタが昔給食で出たような麺(一部ではソフト麺と呼ばれていた)あのまんまで、
グニャグニャだった。
 
正直、昨年は全くと言っていいほど、食事で「マズイ」と感じたことがなかったのだが
今回初めて遭遇...。
ビックリした。
 
というか今の日本が、サイゼリアとかグラッチェとか、低価格でうまいパスタ屋が多いもんだから
舌が肥えたのかもしれない...とも思った。
 
いずれにせよ、パスタは半分以上残してしまったが(ちなみに2人で一皿)、
少しは食べたからと、そこでクスリを飲んだ。
 
この時飲んだ、抗生剤が効いたのか、その後、結構元気にになってきた。
 
 
そんなわけで、かねてから計画していた「大英博物館」に行くことに!!
 
 
 
行って来ました大英博物館
 
 ここが完全無料で、撮影自由っていうんですから驚きです
 
ではここからはぶりのナビゲーションで...(^^;
 
...。 真似ております...。
 
ヌゥ...ん?...
 
ミイラです...鑑賞中
 
ガァァァ〜コレはちょっと真似ようがなかったようです
 
  三部作
 
うううーがるるるる〜
 
以上、プロデューサーはわたくしジメでした...
 
 
...とまあ、(^^; そんなわけで堪能しきったのだった。
 
とは言え、最初、アジア系の方へ行ってしまったのだが、ぶりはいきなり興味なし...。
しかし、エジプト、ギリシャ系に行った途端、俄然盛り上がったようだった。
 
確かに大英博物館は、エジプト系が有名ですもんね。
 
さて、博物館を出るともう日が暮れようとしていたので、
ぶりはもう一度ピカデリーに行ってショッピング。
 
僕は、元美大生の血が騒ぎ、ナショナルギャラリーへと向かうことになった。
 
地下鉄で移動。もう日が暮れそう。
 
 ナショナルギャラリー前の広場
 
 そしてコレがナショナルギャラリー
 
ここにはスゴイ数の絵画があったのだが
やはり本でおなじみの、ゴッホやセザンヌ、マネ、モネ等を見て感激...。
 
閉館ギリギリまで見て、好きな絵のポストカードまで買ってしまった。
 
 
外に出ると完全に夜でした。
 
ナショナルギャラリー最寄りの駅、チャリングクロス
 
観光を堪能しきった僕は、ヴィクトリアへ戻り、一旦ホテルへ。
 
戻ってみると、菅野さん達は既にレッスンから戻ってきていて、
ぶりも既に部屋にいた。
(ぶりはやはり遅くてあまりショッピング出来なかっそうだ...)
 
僕とぶりはお腹が空いたので、先にまた駅で飯を食ってから、セムリーに行こうということになり、
駅でマックを食べながら菅野さん達を待つことになった...。
 
 
観光して、クスリで抑えているとは言え、セムリーにも行けそうで、
よかった〜なんて思っていた...
 
 
・・・・が、ここで悪夢が!!!
 
 
 
次回、ぶり山に泣きがはいる!!!
 
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第5回

〜セムリーへ〜
 
 
2人で菅野さん達まだかな〜?なんて階段の方を見ながら、マックを食べていると
菅野さん達到着!!
 
や〜や〜、それじゃあ行きましょうか〜。
と席を立つと
 
「えっ!?」とぶり山。
何かをキョロキョロ探している。
 
....足下に置いてあったハズのバッグがない!!!
 
やられた!!
 
完全に気の緩みであった。そう、ここは海外なのだ。
バックを足下(しかも外側)に置いて、ボッとするなんて「盗んでもいいよ」
と言っているに等しかっただろう。
 
バッグにはダンスシューズや練習着、化粧ポーチなどが入っていたらしい。
幸いにも貴重品のバッグは別に持っていたため、大丈夫だったが
なんせこれではセムリーに行けない。
 
中に貴重品がないのが分かった犯人がどこかに捨てていないか
近くのトイレやゴミ箱を探し回ったが、見つからない。
 
練習会の時間もあるので、直子さんが
「一旦ホテル戻って、私の持ってるシューズ貸そうか?」
と言ってくれた。
...大変申し訳なかったが、お願いすることになった。
 
ホテルに戻って、シューズ以外のものを用意するぶりは、ワンワン泣いた。
 
コレばっかりは仕方がない。
「貴重品じゃなくてよかった。今度から気を付けろよ」
と言うほかなかった。
 
 
ロビーで合流して、もう一度出発。
駅までは、戻ってくるときとは違うルートで向かった。
バスの停留所が並ぶ道で、若干近道になる。
 
そこを通りながら、ふと停留所のゴミ箱を見た。
 
.....バッグの取っ手の先らしきものが見えると思った瞬間...
 
 
「あった!!!」
 
 
 
ぶり山が叫んだ。
 
「えええっ!!!」
少し前を歩いていた菅野さんや直子さんも駆け寄ってきた。
 
円筒状のゴミ箱の中に、ぶり愛用のスタババックはあった。
中身は入っていた順に捨てられていた。
きっと金目のものを期待して、駅から少し離れたこのバスの停留所で
中身を出したのだが、出てきたのがシューズやら何やらで怒りながらその一つ一つを投げ捨てていったんだろう。
 
しかし、本人にとっては大事なもの。
 
僕とぶりはこの道を通ったことがなかったので、
恐ろしい程の偶然というか何というか...とにかく菅野さん達に感謝である。
 
いや、ほんとビックリした...。
 
 
こうして一件落着し、セムリーに向かうことが出来た。
 
 
セムリーに到着。
さすがに昨年ほどのワクワク感は無かったが、それでも「また来たぞ!!」と気合いが入った。
 
残念ながらあまり有名な選手がいなかったため緊張感は薄れたが、それでも風は存在した。
 
ガンガン練習しましたよ。
今回はあまり和製英語は出さない方向で....(^^;;;
 
日本人では大村先生がいて、完成度の高い踊りで練習していた。
その集中力は素晴らしかったなぁ〜。
 
 
僕も集中してやっていましたが、やはり少々気まずい雰囲気に...(^^;
しかも、やっぱり無理をしたのか、若干体調が悪くなってしまった。
 
でも、今年もセムリーで練習できた!という充実感はあったのだった。
 
 
 
 
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