Jimeが中学生の時の話。

中島悟が日本人初F-1のフルタイムレギュラードライバーとなり
日本はF-1ブームに沸いていた。

私も車は好きだったので、F-1好きの友人から影響を受け、
また、当時MSXパソコンで「F-1スピリット」というゲームにもはまっていたこともあり
深夜にやっているF-1を見るようになる。

が、そのF-1人気と同時に、フジテレビF-1番組のオープニングで使われ
人気が上がってきていたフュージョングループがあった。
「ザ・スクエア(現・T-SQUARE)」である。

へぇ、あの曲かっこいいなぁ…と思っていると
F-1と同じように深夜でスクエアのライブがやっていた。






そこで聴いた曲達、そしてサックスの格好良さに中学生だった私は
シビれてしまったのである。

スクエアのサックスプレイヤーだった伊東たけし氏はCMにも出ていて
その曲「Famous」がめちゃくちゃカッコ良かった…。









当時は小学生の時からずっと好きだったクラシックを聴いたり
ゲーム音楽を聴いていることが多かったのだが、
そこに「フュージョン」というジャンルが加わったわけだ。

当然自分でもSaxを吹きたくなった。
しかしながらSaxってYAMAHAの初心者用でさえ12万円もするという
中学生が買うには到底「無理」な楽器だったのだ。

スクエアは名前がT-SQUAREとなり、伊東たけし氏が脱退して本多雅人氏が加入するも
さらに洗練された感じにもなり、高校時代はよくコンサートへも行った。





しかし、大学に入ると、ダンスに夢中になり、
一旦T-SQUAREやSaxやりたい!の熱はさめることになる。

・・・

時は経ち、大学を卒業した僕はダンスを辞め、会社員になり
休みの日には会社の同期と遊ぶ日々を過ごしていた。
正直暇になったな、何かやりたいなと思っていた。

そんな時に、某大型ショッピングモールの楽器店でふと目にした
「SAX教室 無料体験出来ます」の文字。

その時、中学〜高校に憧れていたSaxを吹きたいという想いが一気に蘇った。

早速、無料体験を申し込む。
そこで出会ったのが、後にHIBI★Chazz-Kのリーダーとして活躍されるひび先生。

体験で簡単に音が出せたことに喜び、
さらに先生がデモとして吹いてくれた演奏にノックアウト。
楽器は貸してくれるというので、すぐさま入会。

しかし2ヶ月も経たないうちに自分のSaxが欲しくなり、
初心者なのに H.Selmer SA-80II を購入。(ボーナス2回払いでw)

その後、私はすぐに競技ダンスを再開させ、そちらの練習に明け暮れることになっていくのだが、
それでもこのSaxレッスンは続けたのだった。

先生には競技を引退し、会社の場所が変わって通えなくなるまでの、
実に12年間お世話になった。





レッスンに通えなくなった今は、
自分で公民館などの場所を借りつつ細々と練習を続けている。

いつか、もっといいオヤジになった頃、
仲間とJAZZを吹きたい…。そう思っている。

(あ、昔の8bitなゲーム音楽もSaxでやりたい…。いや、やる!^_^ )

Link


T-SQUARE公式ウェブサイト

HIBI★Chazz-K公式ウェブサイト

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HIBI★Chazz-K「極楽★茶」発売記念ライブにJimexLatinoがゲスト出演した動画があるMovieページ

HIBI★Chazz-K「極楽★茶」発売記念ライブにJimexLatinoがゲスト出演した時のレポ

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白夜書房「ダンスファン」さんにインタビューされ、
2009年4月号に掲載された記事『俺の生きる道』治面地良和編


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Photo





上記リンクにある、ダンスビュウさんの記事用に
近くの公園で撮った写真




大学のサークルの集まりで、芸として披露中

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